混乱の続くモルディブ大統領選挙

今年9月に行われたモルディブの大統領選挙は、有権者登録の不正などを理由に無効となり、最高裁によって再投票を行うことが決まった。1019日に設定されていた再投票日も警察の介入により中止され、混迷を極める状況下で119日に行われた仕切り直しの選挙は、昨年の2月にクーデターによって失職していたナシード前大統領が有効投票数の47%を獲得したものの、過半数に届かなかったことで、次点となったヤミーン氏との決選投票に進むことになった。しかし、翌10日に予定された決選投票が、一部政党の「決選までの準備期間がない」との申し出を受けた最高裁の判断で16日に延期となった。

果たして明日の決選投票は無事に行われ、2か月以上にわたる混乱に終止符が打たれるのだろうか。


萩原

 

毎日jp

http://mainichi.jp/select/news/20131111k0000e030094000c.html