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ロヒンギャ難民問題――現地調査から見えてくる現状と課題

インターネットジャーナリズム『シノドス』に、小峯茂嗣インターバンド代表がロヒンギャ難民問題についての論考「ロヒンギャ難民問題――現地調査から見えてくる現状と課題」を寄稿しました。ぜひご一読ください!

 

 

【6月29日】NPO法人インターバンド「小峯茂嗣・ロヒンギャ難民キャンプ視察報告」

NPO法人インターバンド主催
「ロヒンギャ難民問題―現地ファクト・ファインディング報告」
  2018年6月29日 東京・JICA地球ひろば

NPO法人インターバンドです。
昨夏以来、ミャンマーから「ロヒンギャ」と呼ばれる人々が、隣国のバングラデシュ難民として大量に流入しました。その人道危機は、国連を始め、世界的な問題となっています。NPO法人インターバンド代表理事の小峯茂嗣は、バングラデシュの難民キャンプとその周辺地域を視察しました。本報告会では、その現状を報告いたします。

■ロヒンギャ難民問題とは
 「ロヒンギャ」とは、仏教徒が多数を占めるミャンマーにおいて、西部のラカイン州(旧アラカン州)に暮らす、イスラム教徒中心の少数派の人々のことをいう。
 2017年8月25日、ラカイン州北部で、武装組織のアラカン・ロヒンギャ救世軍(ARSA)が襲撃を行い、ミャンマー国軍がロヒンギャへの弾圧をはじめ、ロヒンギャの人々が一気に隣国バングラデシュへ避難を始めた。
 以来、一年近くの間、70万人以上ともいわれる難民が、隣国バングラデシュ東部の難民キャンプに居住している。
  ☆ フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官 ☆
   「90年代以降、世界で最も深刻な危機にある」
   「国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が、いま最も重点を置いて対処している問題」

■報告の内容
 インターバンド代表理事の小峯茂嗣は、2018年1月にバングラデシュ東部のコックスバザールにおいて、ファクト・ファインディング(実態調査)を行ってきました。ロヒンギャ難民、現地住民、現地ジャーナリストらへの直撃インタビューを試み、そこには、「かわいそうな難民」と「ひどいミャンマー政府」・・という単純な構図だけでは説明しきれない現状がありました。
 本報告会では、以下のような視点から、報告を行っていきます。
  ・難民キャンプの実情とは?
  ・難民キャンプ内の難民間の暴力事件
  ・難民は帰還したいのか?帰還のための条件は?
  ・難民を受け入れている地域の住民の不満と恐怖

●報告:小峯茂嗣
     NPO法人インターバンド代表理事
     立教大学異文化コミュニケーション学部助教
●日時:2018年6月29日(金) 19:15~20:45
●場所:JICA地球ひろば セミナールーム600
    東京都新宿区市谷本村町10-5
     地図→https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/index.html
●参加費:500円(大学生以下は無料)
●参加申し込みフォーム
  → https://docs.google.com/forms/d/19-PID7koy8SGbK0qsvVMSCI6ygmELsRuZwHuC-rXMqc/edit
 
●お問い合わせ
 インターバンド事務局 info@interband.org

 

 

 

インターバンドの理事たちが立教大学の講義を担当します―立教大学全学共通カリキュラム「フィールドから考える現代世界の暴力と平和」

 

世界各地の紛争地域・開発途上国のフィールド経験を持つインターバンド理事たちが、その知見を活かして、立教大学の2018年春学期の講義科目で、オムニバスで講義を担当します。


●授業の内容
 紛争、災害、テロリズムなどに見られるように、現代世界においては、個人や地域社会、国家、さらには地球全体にも脅威は蔓延している。そしてそれらの脅威は時には連鎖反応を引き起こしている。例えばシリアの内戦は、欧州の難民・移民への迫害を引き起こし、日本国内のヘイト・スピーチの広がりは、北東アジアの国家間の緊張も背景にある。本科目は、このような現代世界の暴力の背景や影響をどのようにとらえ、それらに対していかに取り組んでいくかについて考えていくことを目的とする。
 本科目では、世界の多彩なフィールドにおいて、様々な立場から取り組みを行ってきた実践家を講師に招き、講師たちの実体験を語っていただき、それを踏まえた現代世界を見る視点を提供していく。そしてその提起を基にした議論を行っていく。

 

●担当するインターバンド理事等(敬称略)
・首藤信彦 インターバンド創設者、市民政治バンド代表、元衆議院議員
 「現代世界の暴力と平和を読み解く視点」

・小川秀樹 インターバンド理事、千葉大学教授
 「旧ユーゴの紛争と平和―ボスニアとコソボで起きたこと」

・今井ひなた インターバンド前事務局長、内閣府国際平和協力本部事務局研究員
 「移行期のスリランカにおける民主化支援―2013年北部州議会選挙から2015年政権交代まで―」

・小峯茂嗣 インターバンド代表理事、立教大学助教
 「ルワンダ―ジェノサイド後を生きる加害者と被害者」

・玉木智弘 インターバンド理事、インテムコンサルティング株式会社
 「アフリカ―開発コンサルタントとして見る変容」

・吉村誠司 インターバンド理事、一般社団法人OPEN JAPAN理事
 「日本と世界の災害の現場から」

・阪口直人 インターバンド理事、元衆議院議員
 「カンボジア―内戦終結後の民主化の動向」

 

 

 

インターバンド主催2017年度連続講座『グローバル・テロリズムの時代に挑む』

インターバンド 2017年度 連続講座 平和構築に関する連続講座『グローバル・テロリズムの時代に挑む』

全体の趣旨

 いまやテロリズムは世界の脅威となっております。このことは世界各地で人種や宗教の違いを理由とした差別や迫害をうみだしています。その結果、トランプ大統領の誕生や欧州での極右勢力の台頭、日本でもヘイトスピーチのような言動が広がりを見せるなど排外主義や暴力に対して力で抑え込もうという風潮が世界を覆っているかのような状況です。この連続講座ではこのような現代世界の背景を解き明かし暴力と憎悪の負の連鎖を断ち切るための糸口をつかむ場としたいと思います。


●第一回 グローバルテロリズムの動向と今後 講師:首藤信彦

 近年、欧米のような先進国でもテロ事件が頻発するようになりました。しかしそれらは、20世紀後半のテロ事件などと比較して、どのような相違点があるのでしょうか?国際テロリズムの研究と紛争解決の実践を行ってきた講師の経験をもとに、この現代世界の暴力現象をひも解くことで、いま私たちが生きる世界がどのような状況にあり、どのような展望を描くことができるかについて考えていきます。

  日時:2017年6月3日(土)19時~20時30分
  場所:JICA地球ひろば セミナールーム600

 
●第二回 1990年代以降の通常兵器規制と武器貿易条約(ATT):経緯と課題 講師:榎本珠良  

 1990年代以降、世界各地の武力紛争で使われる小銃や戦車などの通常兵器の拡散が問題視され、国連などの場で規制が検討され、2013年には武器貿易条約(ATT)が採択されました。この講義では、ATTの交渉過程や条約内容を振り返りつつ、ATT採択後の状況や課題を紹介し、日本の私たちが何をすべきなのかを考えます。

   日時:2017年7月1日(土)19時~20時30分
  場所:JICA地球ひろば セミナールーム600 

  ※当日は講師の著書の販売も行います

 

●第三回 テロリズムに誘惑される危機回避 講師:永井陽右

 2001年の「9.11」後、テロのような暴力に対して暴力を以て押さえつける、いわば「力には力で」という論理によって、アフガン戦争やイラク戦争は行われました。しかしそもそも、テロに関わる人々は、なぜ、そしてどのようにして暴力へ走るのでしょうか?ソマリアの若者との対話から、人々の暴力への動員を止めるための試みを行う講師の着想と取り組みについて話していただき、世界から暴力を減らすことについて考えていきます。NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事を勤め、テロ組織への加入防止だけでなく、脱退の促進へと邁進する講師自ら、「対話が大事なのは当たり前。でも対話できない時どうすればいいのか?」という視点から現代のテロリズムを考えます。

  日時:2017年7月16日(日) 14時30分~16時30分
  場所:JICA地球ひろば セミナールーム600  

 ※当日は講師の著書の販売も行います

 

☆ 参加費 各回 500円

 

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講師紹介(敬称略)

・首藤信彦

 慶応義塾大学経済学部卒業、慶應義塾大学院経済学研究科博士課程修了。伊藤忠商事・貿易研修センターなどをへて東海大学政治経済学部教授(専門は国際政治、テロリズム、リスク研究)。国際紛争解決・平和構築のNGO「インターバンド」創設・代表、ジョンズホプキンス大SAIS客員研究員、INSEAD客員教授など歴任。2000年、2003年、2009年に衆議院議員当選(三期)。

 

・榎本珠良(えのもと・たまら)
  国際NGOで12年間人道・軍備管理の政策担当として勤務した後、2015年9月より明治大学研究・知財戦略機構共同研究員(国際武器移転史研究所)。近著に『国際政治史における軍縮と軍備管理:19世紀から現代まで』(2017、編著:日本経済評論社)。

 

・永井陽右(ながい・ようすけ)

 1991年生まれ。神奈川県出身。NPO法人アクセプト・インターナショナル代表理事。専門はテロ・紛争解決。2011年に日本ソマリア青年機構を設立。ソマリア以外の紛争地にも取り組む必要性を感じ、2017年4月に法人化。名をアクセプト・インターナショナルと改める。/ 2015年、早稲田大学教育学部卒業。小野梓記念賞受賞。2016年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス紛争研究修士課程卒業。UN Study Award受賞。2015年8月、「Kruger Cowne Rising Star Programme」にて世界のグローバルリーダー30名に選出。2016年12月、日経ビジネスより「次代を創る100人」に選出。主な著書として『僕らはソマリアギャングと夢を語ると夢を語る―テロリストでない未来を創る挑戦―(英治出版)』。6月に合同出版より新著が刊行予定。

 
【お申し込み・お問い合わせ】

 事前申し込みが必要になりますので、タイトルを 「第○回講演会申込」とし、お名前、ご所属、 Emailアドレスをご記入の上、info@interband.orgまでご連絡ください。

 

 

 

 

 

世界 2016年10月号 に 創設者・首藤信彦が寄稿

岩波書店『世界』2016年10月号に、インターバンド創設者・首藤信彦が「生活域に浸透するテロリズムの脅威」を寄稿いたしました。ぜひご覧ください。

 

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講演会 「ネパール大地震緊急支援現地報告―そしてこれからの国家建設の課題」

【パネリスト】
  首藤 信彦 (NPO法人インターバンド創設者、元・衆議院議員)
  吉村 誠司 (ヒューマンシールド神戸代表、(社)OPEN JAPAN理事、NPO法人インターバンド理事)
  阿部 和美 (NPO法人インターバンド理事、早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程)

 

 【司会】
  小峯 茂嗣 (NPO法人インターバンド代表理事、大阪大学特任助教)


  2015年4月25日、ネパールの首都カトマンズ周辺をマグニチュード7.8の地震が襲いました。死者数は8,000人近くになり、さらに多くの方々が被災しています。
  ネパールでは2000年代初頭に王政に対して民主化を目指す闘争が続いていましたが、2008年に選挙による議会制民主主義が行われました。インターバンドも同年に制憲議会の選挙監視活動を行いましたが、その後もネパールの政治情勢は不安定で、行政機関の機能不全が、救援が迅速に行われなかった一因とも言われています。
  そのような中、インターバンド理事の吉村誠司(ヒューマンシールド神戸代表)が5月5日よりネパール入りし、避難所など被災地の状況調査と救援物資配給を行ってきました。
 今回の講演会では、現地の被災状況の報告と同時に、この災害が今後のネパールの国家建設、そして南アジア地域情勢にどのような影響を与えるかについて話し合いたいと思います。


 【日時】 2015年6月19日(金) 19:10~20:45 (開場19:00)

 【場所】 JICA地球ひろば セミナールーム600  東京都新宿区市谷本村町10-5
       地図 http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html
      ※ お車でのご来場はご遠慮ください。

 

【パネリスト略歴】
 首藤 信彦
 NPO法人インターバンド創設者。商社勤務、東海大学教授を経て、衆議院議員を3期務める。専門は危機管理、予防外交、テロリズム研究。2008年にはネパールでの制憲議会選挙の監視活動に従事。

 

 吉村 誠司
 ヒューマンシールド神戸代表。NPO法人インターバンド理事、(社)OPEN JAPAN理事。阪神淡路大震災以降、国内外の被災地で初動救援や生活再建支援の活動に取り組む。現在は東日本大震災の被災地で活動するが、今回のネパール大地震に際して現地での活動を開始。

 

 阿部 和美
 NPO法人インターバンド理事。2008年にネパール制憲議会選挙の監視活動に従事。2012年より、防衛事務官として東ティモールに対する能力構築支援事業を担当。現在、早稲田大学社会科学研究科博士後期課程に在籍。


 【参加費】 500円  インターバンド賛助会員無料

 【お申し込み・お問い合わせ】
 事前申し込みが必要になりますので、タイトルを 「6/19講演会申込」とし、お名前、ご所属、E-mailアドレスをご記入の上、info@interband.orgまでご連絡ください。

 

 

 

 

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【2014年6月16日(月)@JICA地球ひろば】「日本の国際貢献20年」

NPO法人インターバンド主催講演会

日本の「国際貢献」20年

   第1部 講演「中朝国境訪問レポート」

    第2部 対談「日本の国際貢献20年」

 

【講演者】

阪口 直人 (衆議院議員、NPO法人インターバンド理事[前・事務局長])

脇阪 紀行 (前・朝日新聞論説委員)

 

 

 冷戦体制が崩壊した後、世界で地域紛争が多発する中、日本の「国際貢献」のあり方が問われました。それは「カネを出すだけでなく汗をかけ」、「人的な貢献を」というものでした。そしてそれは多分に、自衛隊を海外の紛争地域に派遣することが中心でした。その結果、1992年に「国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律(PKO協力法)」が成立し、同年9月に初めて日本の自衛隊が国連PKOのUNTACが暫定統治を行うカンボジアに派遣されることとなった。

 それから20年―。この間の日本の「国際貢献」はどうだったのか?そしてこれからどうなっていくのか?

 国連やNGOの立場で平和構築の現場に身を置いてきた阪口直人さんと、ジャーナリストとして見つめ続けてきた脇阪紀行さんに日本の「国際貢献」の過去と未来を語ってもらいます。

 

 

【日時】 2014年6月16日(月) 19~21時 (開場18時45分)

 

【場所】 JICA地球ひろば 202B

      東京都新宿区市谷本村町10-5

       地図 http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

 

【講演者略歴】

阪口直人

早稲田大学卒業後、キヤノン株式会社に入社。海外事業を担当。「紛争地での平和構築活動を!」と決意し29歳で退社。国連ボランティア、外務省職員、インターバンドの事務局長としてカンボジアをはじめ、モザンビーク、インドネシア、東ティモール、パキスタン、コソボ等、各国への選挙監視ミッションの責任者を務める。またカンボジアにて除隊兵士の社会統合プロジェクトを実施。現在、インターバンド理事。日本外国語専門学校専任教員、衆議院議員政策秘書を経て2009年より衆議院議員(2期)。埼玉大学大学院経済科学研究科修了、名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程中退。日本維新の会国際局長 政策調査会副会長(外務担当)。中央大学大学院客員教授。

著書:『心にかける橋』(学陽書房)、『新しい平和構築論(共著)』(明石書店) 

 

脇阪紀行

1979年に朝日新聞社に入社。

90年からバンコクのアジア総局に駐在。米国ワシントンでの研修を経て97年からアジア担当論説委員。2001年からブリュッセル支局長を務めたのち、06年から論説委員として東南アジア、欧州など担当。2013年8月末に退社。9月から大阪大学未来共生イノベーター博士課程プログラム特任教授。

著書:『大欧州の時代――ブリュッセルからの報告』(岩波新書)、『欧州のエネルギーシフト』(岩波新書)。

 

 

 

【参加費】一般1,000円 学生500円 賛助会員無料

 

【お申し込み・お問い合わせ】

事前申し込みが必要になりますので、タイトルを 「6/16講演会申込」とし、お名前、ご所属、E-mailアドレスをご記入の上、info@interband.orgまでご連絡ください。

※事前お申込のない場合、ご入場頂けないことがありますので予めご了承下さい。

 

 

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2013年度カンボジア国民議会選挙 選挙監視報告会

昨年11月に行われました、2013年度カンボジア国民議会選挙選挙監視報告会での報告をまとめたものをアップしましたので、当HP内「過去の講演会」のページよりご覧ください。

 

萩原

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激化するデモ、高まる不満

 

昨年12月半ばからカンボジアで野党・救国党によるデモが続いている。昨年の7月に行われた総選挙の結果を巡る野党支持者の不満は収まる気配がない。

与党・人民党に対する抗議としてフン・セン首相の退陣を求めて連日首都プノンペンの広場で集会を開かれた。これに合わせて縫製工場労働者の賃上げ要求のデモも激化し、今月3日、警官隊との衝突の末、死者を出すという事態にまでなった。

こうした状況を受けて、市当局がこれ以上の抗議活動を認めない方針を決め、警察等によって反政府デモ隊の強制排除に踏み切った。

 

隣国のタイでも反政府でもが激しさを増しており、緊張状態が続いている。こうした状況が今後どう動くのか。注視していきたい。

 

萩原

 

 

産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/world/news/140104/asi14010419030000-n1.htm

AFP BB News

http://www.afpbb.com/articles/-/3005931

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やり直しモルディブ大統領選挙

先月16日、最初の投票の無効、再投票の延期などの長きに渡る混乱の続いたモルディブの大統領選に終止符が打たれた。

結果は、ガユーム元大統領の異母弟であるアブドラ・ヤミーン氏が51.39%の得票率を得て、最初の投票で得票率トップだったナシード前大統領を破り初当選を果たした。ヤミーン氏は「国民は決断を下した。国際社会はその決断を尊重すべきだ。」と語り、17日に首都のマレで宣誓して大統領に就任した。

最初の投票から2ヶ月以上にわたって続いた混乱は、今回の決着により一旦落ち着いたといえる。新大統領となったヤミーン氏が長期独裁体制を敷いたガユーム元大統領の異母弟であることから、軍や警察から強い支持を受け再び強健体制が復活するのではと懸念され、その政権運営に注目が集まっている。

 

カンボジアでは不正を訴える野党が国会のボイコットを続けており、選挙における不正が政治に大きな影響を与えている。コソボで行われた地方選挙では、選挙に対する強い反発から投票所が襲撃され、選挙監視団が撤退を余儀なくされる事態となった。今年各国で行われた選挙は、それぞれの国の事情を反映し、各国が抱える問題を浮き彫りにしたのではないだろうか。インターバンドでは、選挙を通じて世界の民主化の動きを引き続き追っていく。

 

萩原

 

モルディブ大統領選 毎日jp

http://mainichi.jp/select/news/20131118k0000m030049000c.html

コソボ地方選挙

http://sankei.jp.msn.com/world/news/131104/erp13110419270002-n1.htm

 

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【11月27日(水)@JICA地球ひろば】2013年カンボジア国民議会選挙 選挙監視報告会

2013年度カンボジア国民議会選挙 選挙監視報告会

― 内戦終結から20年 カンボジアの軌跡 ―」

 

 2012年7月28日、カンボジアで内戦終結後より5回目の総選挙が実施されるにあたり、(特活)インターバンドは19名の監視団を派遣した。今回の選挙では、30年以上政権を握り続けるフン・セン首相率いる与党CPP(カンボジア人民党)が勝利を治めたものの、その議席数を90から68に減らす一方、連立野党であるCNRP(カンボジア救国党)55議席を獲得し、勢力を拡大した歴史的な選挙であった。“Change or No Change?”をスローガンとした野党の予想を遥かに上回る躍進は、内戦終結後、国連の主導で実施された選挙から20年、5回目の国民議会選挙を迎えたカンボジアの安定的な民主化がどのように促進されるべきなのかという問題を国際社会に提起したとも言える。

 

この度の報告会では、国連カンボジア暫定統治機構、UNTACの一員として選挙運営、監視に関わってきて以降、長きに渡りカンボジアの民主化に向けて活動をされている衆議院議員、阪口直人氏をお迎えし、内戦終結から約20年間、いかにカンボジアが多くの課題を抱えながらも発展を遂げてきたのか、選挙監視を通じた視点からお話しいただきます。また、監視団による報告も併せて行いますので、是非本報告会のご参加ください。

 

【プロフィール】 阪口直人 衆議院議員

 

早稲田大学卒業後、キヤノン株式会社に入社。

「紛争地での平和構築活動を!」と決意し29歳で退社。国連ボランティア、外務省職員、インターバンドの事務局長としてカンボジアをはじめ、インドネシア、東ティモール、パキスタン、コソボ等、各国への選挙監視ミッションの責任者を務める。またカンボジアにて除隊兵士の社会統合プロジェクトを実施する。現在、インターバンド理事。日本外国語専門学校専任教員。衆議院議員政策秘書。民主党国際局副局長(2011年)現在、日本維新の会 政策調査会副会長、外務担当

 著書:「心にかける橋」(学陽書房)「新しい平和構築論(共著)」(明石書店)  

 

【日時】20131127() 19時~21時 (開場1845分)

【場所】JICA地球ひろば 201AB

http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

 

【参加費】一般700円 学生500円 賛助会員無料

【お申し込み】

事前申し込みが必要になりますので、タイトルを 「11/27報告会申込」とし、お名前、ご所属、E-mailアドレスをご記入の上、info@interband.orgまでご連絡ください。

事前お申込のない場合、ご入場頂けないことがありますので予めご了承下さい。

 

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混乱の続くモルディブ大統領選挙

今年9月に行われたモルディブの大統領選挙は、有権者登録の不正などを理由に無効となり、最高裁によって再投票を行うことが決まった。1019日に設定されていた再投票日も警察の介入により中止され、混迷を極める状況下で119日に行われた仕切り直しの選挙は、昨年の2月にクーデターによって失職していたナシード前大統領が有効投票数の47%を獲得したものの、過半数に届かなかったことで、次点となったヤミーン氏との決選投票に進むことになった。しかし、翌10日に予定された決選投票が、一部政党の「決選までの準備期間がない」との申し出を受けた最高裁の判断で16日に延期となった。

果たして明日の決選投票は無事に行われ、2か月以上にわたる混乱に終止符が打たれるのだろうか。


萩原

 

毎日jp

http://mainichi.jp/select/news/20131111k0000e030094000c.html

 

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【10月29日(火)@JICA地球ひろば】「今、シリアで何が起きているのか?」

「今、シリアで何が起きているのか?」

 

サド政権と反体制派の対立、ロシアやアメリカの思惑、化学兵器、増え続ける死傷者と難民。シリア問題について様々な情報が溢れている。深刻な問題が発生していることを疑う余地はない。しかし、何が問題なのか。誰と誰が対立して、世界各国はシリアへどのように対応しているのか。そもそも、シリアとはどんな国なのか。大統領のアサドとはいかなる人物なのか。

の講演会では、シリアを含め中東情勢に詳しい溝渕正季氏に、多くの複雑な問題を抱えているシリアの現状について詳しくお話しいただきます。シリアで起きている問題について関心はあるものの、なかなか詳細に情勢を確認できる機会がなかった皆さま、ぜひ本講演会にご参加下さい。

 

【講演者】溝渕正季

(ハーバード大学ジョン・F・ケネディ公共政策大学院ベルファー科学・

 国際関係センター研究員)

【日時】20131029() 18時半~21時 (開場1815分)

【場所】JICA地球ひろば 201AB

http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html

 

【講演者略歴】

1984 年生。2011年上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程単位取得退学。博士(地域研究)。日本学術振興会特別研究員PD)などを経て、現職。専門は国際政治学、安全保障論、中東地域研究、現代シリア・レバノン政治。主要論文に、「シリア危機と混迷のレバノン:激化する権力闘争、分裂する社会、台頭するサラフィー主義」『中東研究』第517号(2013年)、「アラブ政変とアメリカ:オバマの現実主義と中東の地政学的変化」『中東研究』第513号(2012年)、「中東和平におけるシリア・レバノン・トラックの戦略的位相:シリア・アサド政権とヒズブッラーの政治戦略」立山良司編『中東和平の現状:各アクターの動向と今後の展望』(日本国際問題研究所, 2011年)、などがある。 

【参加費】一般1,000円 学生500円 賛助会員無料

【お申し込み】

事前申し込みが必要になりますので、タイトルを 「10/29講演会申込」とし、お名前、ご所属、E-mailアドレスをご記入の上、info@interband.orgまでご連絡ください。

事前お申込のない場合、ご入場頂けないことがありますので予めご了承下さい。

 

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カンボジア2013年国民議会選挙 その後2

波乱含みの選挙も人民党の勝利という形で落ち着いた。大幅に議席数を伸ばし躍進を遂げるも敗北という結果となった救国党は、人民党による不正を訴え選挙結果を受け入れず、デモを行うなどして抗議を続けてきた。

923日に選挙後初めて招集された国会では当選した55人の議員が全員欠席、ボイコットという形で選挙結果の受け入れを拒否する姿勢を貫いている。なお、憲法上は過半数の出席により国会の開会が可能なため、この日、人民党の要請を受けて国王によりフン・セン氏が再び首相に指名され、組閣が命じられた。(924日 毎日jp より)

選挙当日から2か月以上経過してなお安定の時を見ない現状を、我々インターバンドは今後も注視していきたい。

 

萩原

 

 

これらの記事も合わせてご覧ください。

 

閣僚名簿

http://cambodianelections2013.wordpress.com/2013/09/27/the-new-cambodian-government-name-list-of-september-24-2013/

 

救国党のデモに関する記事

http://www.theguardian.com/world/2013/sep/15/cambodia-election-protests-phnom-penh

 

 

 

 

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カンボジア:9月7日 救国党による大規模集会

【カンボジア2013年国会議会選挙 その後】

 

今週末、9月7日に予定されている救国党(CNRP)による大規模なデモ。救国党党首は集まった数千にも及ぶ支持者に「非暴力かつ平和的に行うように」と呼びかけており、またデモの予行演習を行い、「冷静に、いかなる場合にも反応を示さないこと」と繰り返し伝えています。尚、現在救国党は今回の選挙における不正行為、及び異議申し立てについて、王室の介入を求めています。(9月5日 Phnom Penh Postより) 
ただ、選挙における不正行為や有権者登録問題などが意図されて行われているのか、もしくは制度的な欠陥により生じたものなのかを判断するのはきわめて困難であり、今後の動向に注視する必要があります。

今井

 

http://www.phnompenhpost.com/national/lesson-non-violence

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